新しいスキルを学ぶということは、仕事の幅や理解度を広げるという意味でとても大事なことです。
最近は、新しいことを勉強し始めようと思ったときは、まずUdemyで検索して講座があるかどうかということを調べることから始めるようになりました。
Udemyでスキルの全体像を掴んでから、本で詳しい部分を勉強していく、という方法が効率よくスキルを習得できるなと感じているからです。
このUdemyでスキルの全体像を掴むということを友人にもよくお勧めするのですが、そこでよくこう言った質問を受けます。
「Udemyって講座がいっぱいあって、どの講座を受講すれば効率よくスキルを勉強できるかわからない。教えて!」
こう言った疑問を持った人が思いの外沢山いたので、今回はこの疑問に答えるべく、スキル別にUdemyのお勧め講座を手順付きで解説していこうと思います!
udemyセール情報
udemyでは只今セールは開催されていません。
去年の開催日をみてみると、直近では、常に最新の学びをセール(2023年12月5日から2023年12月7日)、自分にぴったりを見つけようセール(2023年12月18日から2023年12月21日)、が開催されていました。
次のセールは上記の日程に近いタイミングで開催されることが予想されます。
また、udemyでは個別のセールが開催されていることもあります!
気になる方はぜひ確認してみてください!
Udemyをおすすめする理由
まず初めに、Udemyがお勧めな理由を簡単に3つほど紹介します!
講師の質が高い
udemyの講座では講師のプロフィールがしっかりと明かされた上で講座が作られるため、講師の質が担保されています。
中にはGoogleやMicrosoftなどの大企業で働いていた人が作っている講座なども存在し、濃い内容がわかりやすく解説されています。
まだ勉強を始めたばかりの段階で、インプットされる内容はその後の勉強の効率に大きく響いてきます。
そのため、スキルの学び始めの段階では、きちんとした講師の講座を受けることが大事です。
そう言った点においては、Udemyではバックグラウンドのしっかりした講師が沢山いるため、安心です!
価格が安い
Udemyでは、セール時には大体1000-2000円ほどで講座を受けることが可能です。
技術書などが2000-5000円ぐらいすることを考えれば、とてもリーズナブルかつ網羅的に勉強することができる媒体だと思います。
セールは毎月2-4回行われるため、少し待てばすぐにセールの値段で買うことができます。
セールを活用して、Udemyでコスパよく勉強していきましょう。
勉強のハードルが低い
Udemyは、動画授業ということもあり、勉強のハードルが低いです。
新しいスキルを学ぶときに、本などで勉強しようと思うと、文字が多く挫折してしまうということがよく起こります。
本は確かに網羅的に書かれていて良い部分はあるのですが、全くの初心者が読むには少しハードルが高くなってしまいます。
その点、Udemyの動画授業では、要点がまとめられていて、かつ映像を用いることで理解しやすいようになっているために、勉強のハードルが下がります。
また、パソコンの前で見ることが多いため、実際に手を動かしながら勉強することのハードルも下がり、知識だけではなく、実際に使うことのできるスキルとして身につきます。
なお、動画はダウンロードしてスマホアプリでオフラインでも見ることができます。
いつでもどこでも勉強ができるという点でも勉強のハードルが低いですね!
Udemyで学ぶべきおすすめのスキル
Udemyで学ぶことのできるおすすめのスキルは以下の通りです。
- Web制作
- 統計学
- 機械学習
- GCP
- SQL
- Tableau
一つずつ解説していきますね!
Web制作
Web制作は、Webサイトを作る技術のことです。
具体的には、HTML、CSS、Javascript、PHP、MySQLなどの言語のことを指します。
案件も多く、比較的始めやすい分野なので身につけるスキルとしてもおすすめです。
Udemyでは、サンプルアプリなどを講座の中で一緒に作っていきながら、勉強できるため、自分でサイトを作ったという実感も持ちやすく個人的にはUdemyとの相性が一番良いのではないかと思っています。
おすすめの勉強手順は以下のとおりです。
- Udemyでフロントエンド(HTML、CSS、JavaScriptなど)を勉強する。
- Webサイトの外観を真似して作ってみる。
- Udemyでバックエンド(PHP、MySQLなど)を勉強する。
- Webサイトにバックエンドの処理(検索機能や会員登録機能など)を追加する。
フロントエンドを学んで実装し、その後バックエンドの勉強をしてこれも実装する、というのが一番王道の勉強方法かなと思います。
もっと知りたい方は、以下記事で勉強方法を詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
記事内でも解説していますが、ステップ1のフロントエンドの勉強とステップ3のバックエンドの講座でおすすめなのが以下の講座です。
フロントエンド(ステップ1)
ウェブ開発入門完全攻略コース - HTML/CSS/JavaScript. プログラミングをはじめて学び創れる人へ!
バックエンド(ステップ3)
統計学
統計学は、簡単に言えば、データの性質を調べたり、データから未来の傾向を見つけ出す学問のことです。
データの性質を調べるということは、多くの職種で行う作業だと思うため、汎用性が高く、知っておいて損はないスキルです。
統計学は数式を多用する学問であるために、本での学習のハードルが高いという人が多いため、まずはUdemyで全体像を学ぶことで勉強の効率を上げることが習得の近道です。
おすすめの勉強手順は以下のとおりです。
- 統計がそもそもどう言った場面で有用なのかを知る
- 統計学の根本にある確率の正しい考え方を知る
- 実例での統計学の使い方とその数学的考え方を知る
- 身近なエクセルツールを使った様々な分析方法を実践する
1-3の手順は基礎を学ぶフェーズです。
まずは、統計学の最低限の知識を知り、どうやって使うことができるのかのイメージをつけます。
そして、4は実践のフェーズです。
身近なツールとしてのエクセルで、実際の業務でどのように統計学を活かせば良いのかを、実践しながら身につけていきましょう。
なお、もっと知りたい方は、以下の記事で詳しく解説してますので、参考にしてみてください。
【正しくデータを見る】udemyのおすすめ統計学講座を現役データサイエンティストが紹介
記事内でも紹介していますが、基礎と実践が学ぶことのできるおすすめの講座が以下です。
基礎(ステップ1-3)
実践(ステップ4)
【はじめての統計学】 エクセルで学ぶマーケティング統計分析&戦略
機械学習
機械学習は、大量のデータを元に、あるものを分類予測するアルゴリズムを構築する技術のことです。
巷ではAIと呼ばれているものですね。(厳密にいうとAIと機械学習は定義が違いますが、話始めると長くなるため割愛させていただきます。)
実は、この機械学習、使うだけであれば思っているほど難しくありません。
最近は機械学習を使うためのライブラリなども進化してきているため、簡単に実装できてしまいます。
そのため、意外とコスパよく勉強できるスキルなのです。
おすすめの勉強手順は以下のとおりです。
- 機械学習の全体像を掴む
- 機械学習を構成する数式やモデルの種類をざっくりと知る
- pythonを使って簡単な機械学習の実装をしてみる
- データ分析コンペに出て実際に使ってみる
- 機械学習を本で学ぶ
まずは、ステップ1,2で機械学習の基礎を学び、ステップ3,4で実践で使えるようになり、その後ステップ5でややこしい数式などを学んでいくという流れです。
数式が苦手という人はひとまず機械学習が使いこなせるようになる、ステップ4までを目指すと良いかと思います。
詳しく知りたい方は、以下の記事で解説してますので参考にしてください。
【全17時間】Udemyでおすすめの機械学習講座を現役データサイエンティストが紹介
記事内でも紹介していますが、ステップ4まで勉強できるおすすめの講座が以下です。
機械学習の基礎を学ぶ(ステップ1-2)
【キカガク流】人工知能・機械学習 脱ブラックボックス講座 - 初級編 -
機械学習の基礎と実践を学ぶ(ステップ2-3)
【キカガク流】人工知能・機械学習 脱ブラックボックス講座 - 中級編 -
データ分析コンペで実践する(ステップ4)
【ゼロから始めるデータ分析】 ビジネスケースで学ぶPythonデータサイエンス入門
GCP
GCPは、Googleが提供するクラウドサービスのことです。
世の中全体の流れとして、クラウド化が進んできております。
一昔前はベンチャーが導入しているイメージでしたが、最近では大企業もクラウド化を推進し始めており、クラウド化の流れは今後もっと加速していきます。
このクラウド化の加速に伴って、クラウド人材の需要が高まってきています。
市場価値の高い人材になりたい方は、ぜひ学んで損のないスキルです。
おすすめの勉強手順は以下のとおりです。
- GCPの中のにある様々なサービスを理解し、サービスごとにできることを知る。
- サーバー構築の基礎を学ぶ。
- 実際にGCPを使って簡単なサービスを作ってみる。
まずは、GCPの全体像を学び、その後サーバー構築の手順を理解した後に、実際にGCPを触ってみて感覚を身につけるという流れです。
こう言ったサーバー系は実際に触ってみないと理解できない部分も多いので、勉強するのであればきっちりステップ3までやってみることをお勧めします。
ステップ3まで行うと、クラウドが思ったよりややこしくないことも実感できるのも良い点です。
詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。
記事内でも紹介していますが、ステップ3まで勉強できる講座が以下の三つです。
GCPのサービス理解(ステップ1)
現役エンジニアが教える、手を動かして学ぶGoogle Cloud Platform(GCP) 入門
GCPで学ぶサーバーの基礎(ステップ2)
最速で学ぶ - Google Cloud Platform(GCP)入門完全攻略コース
GCPを使ったサービスの開発(ステップ3)
SQL
SQLは、データベースからデータを加工して取り出すための言語です。
バックエンドの開発を行う人はもちろん、データ分析を行うときにも、必ず必要となってくる言語です。
この SQLを使うことができれば、データ分析の幅が格段に向上します。
最近では、職を問わずSQLの資格を取れば手当てを支払うという企業も出てきています。
データを使う可能性が少しでもある人は習得したいスキルです。
おすすめの勉強手順は以下のとおりです。
- SQLの基本的な構文を学ぶ
- ビジネスで使われる環境でSQLを触りながら学ぶ
- SQLで取り出すデータが格納されているDBの構造を学ぶ
SQLの基本的な構文は簡単に覚えられるので、パッと覚えてしまって、そこからビジネスでもっと使いたいと思った人は、SQLを実際に書いたり、DBの構造を理解したりと言った勉強をしていくのが良いです。
このSQLは、実際にデータ分析をしてみないと楽しさがわからないものでもあるので、ステップ1をやってみて、あまり興味を持たなかった場合は、そこでやめても良いかと思います。
その場合は、データ分析を実際にやるとなった段階で、ステップ2,3を行っていきましょう。
詳しく知りたい方は以下の記事も見てみてください。
【3ステップで学ぶ】初心者がudemyでsqlを勉強する方法
記事で詳しく説明していますが、おすすめの講座は以下の3つです。
基本の構文を学ぶ(ステップ1)
はじめてのSQL ・データ分析入門 -データベースのデータをビジネスパーソンが現場で活用するためのSQL初心者向コース
SQLを触りながら学ぶ(ステップ2)
BigQuery で学ぶ非エンジニアのための SQL データ分析入門
DBの構造を学ぶ(ステップ3)
はじめてのテーブル設計・データベース設計【わかりやすい解説 + 身近なテーマでレッスン】
Tableau
Tableauはデータ可視化のツールです。
IT企業で働いていないとあまり馴染みのないという人も多いツールかと思います。
こちらは、全員におすすめのスキルというよりかは、使ってみたいと思った人がいたら、とても使いやすいツールなので勉強してみると面白いよという紹介の意味で最後に書かせていただきました。
ですので、可視化とかエクセルで充分だよ!って方は軽く流していただいて大丈夫です。
ただ補足しておくと、このtableauのスキルは、Forbesが書いた「雇用市場で爆発的に需要が伸びているITスキルトップ10」の記事で第3位にランクインしており、海外では一般的なスキルであるため、学んでも損はないスキルです。
こちらのTableauに関しては、こう言ったものもあるのかということを触りながら実感できる講座を一つ受講すれば良いかと思います。
おすすめの講座を2つほど貼っておくので、興味があれば是非見てみてください。