データサイエンス

【推奨12選】データサイエンティストなら受けたい資格試験

データサイエンティストとしての技術を磨くにあたって、資格試験を利用することはとても効果があります。

資格試験は、受験日が決まっているかつどこまで勉強すればいいかも決まっているため、学習の計画が立てやすく効率的に勉強を行うことができます。

ですが、データサイエンティスト(またはデータサイエンティストを目指している人)が果たしてどの資格試験を受ければ良いのかということは悩ましいですよね。

そこで今回は、データサイエンティストにお勧めする資格を、初心者、中級者、上級者(専門職)の3つのレベルに分けて、ご紹介します。

初心者

ここで対象とするのは、データサイエンティストをこれから目指そうという人です。

また、データを触ったことはあるもののシステムについてあまり理解していないという人も対象としています。

こう言った人は、まずITシステムやプログラミングの基礎から学んだ方がいいです。

正直、このシステムやプログラミングはやりながら学んでいける部分ではあるのですが、最初に体系立てて学んでおくと後で挫折することが少なくなるので、この初めのタイミングで学ぶのが良いでしょう。

ここでは、資格を三つご紹介します。

基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験は、ITの基礎的な知識の定着を図る試験です。

今まで、IT業界に携わってなかった人や、開発の全体的な流れがわかっていないという初心者はまず受けた方がいい試験になっています。

最近では、入社した新卒にまずこの試験を受けさせるという企業も増えてきているため、ニーズの高い資格であると言っていいでしょう。

ITの全体像を掴む導入として、一番良い資格なのではないかなと思います。

試験種類国家試験
試験日程4月第3日曜日、10月第3日曜日
試験時間150分 x 2(午前、午後)
受験料5700円
合格率25.7 %
合格基準午前・午後ともに60点以上
受験資格制限なし
運営団体IPA 情報処理推進機構
URLhttps://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

応用情報技術者試験(AP)

応用情報技術者試験は、実務などを考慮した応用的なIT知識の定着を図る試験です。

実務経験半年以上の人が、知識の抜け漏れがないかを確認するために受けるといい試験かと思います。

とはいえ、実務経験がないからと言って全く歯が立たないという試験ではありません。

大学などで情報系の勉強をしたことがあるという方は、基本情報技術者ではなく、こちらの応用情報技術者試験から受けても良いかと思います。

試験種類国家試験
試験日程4月第3日曜日、10月第3日曜日
試験時間150分 x 2(午前、午後)
受験料5700円
合格率22.3 %
合格基準午前・午後ともに60点以上
受験資格制限なし
運営団体IPA 情報処理推進機構
URLhttps://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

Python 3 エンジニア認定基礎試験

Python 3エンジニア認定基礎試験は、プログラミング言語pythonのver3の基礎的な知識の定着も目的とした試験です。

Pythonという言語は機械学習や統計分析など、データサイエンティストが扱う分野との相性がとても良いプログラミング言語です。

データサイエンティストの仕事をするためには必須の言語となってますので、全く触ったことのないという方は、是非受けてpythonの勉強をするのがいいと思います。

難易度はそこまで高くないので、pythonを触ったことがあって、概要は理解しているという方は、特に受けなくても大丈夫です。

※Pythonって何って方は以下記事も参考にしてみてください。

機械学習にも使える!流行りの言語Pythonとは?

試験種類民間試験
試験日程通年
試験時間60分
受験料11000円、学生教職員は5500円
合格率77 %
合格基準正答率70%以上
受験資格制限なし
運営団体Pythonエンジニア育成推進協会
URLhttps://www.pythonic-exam.com/exam/basic

中級者

ここで対象とするのは、データサイエンティストになったもののまだ知識の定着が甘く、網羅的に知識を定着していきたいと考えている人です。

全ての分析の基礎となる数学的な知識を習得できる資格試験とデータ基盤の構成についての資格試験を集めてきました。

厳しいことを言うようですが、ツールだけを使って分析をするなんちゃってデータサイエンティストにならないためにも、数学的知識の理解とデータ環境の理解は必須です。

このカテゴリでは、統計、機械学習、データベースの3種類に関する資格を3つ紹介します。

統計検定

統計検定は、統計学の知識の定着を目的とした資格試験です。

統計学は、データサイエンティストとして仕事をする上での基礎となる学問です。

データサイエンティストが意思決定を行う際に統計学の知識を使わないということはないので、身につけておくべき学問だと思います。

体系立ててこの統計学を学んでいないという方は、是非これを機会に学んで欲しいです。

統計にあまり触れたことのないという人は、2級から始めるのがちょうどいいかと思います。

最終的には、全員1級を目指して欲しいです。

統計学をどう勉強すればいいのかわからないという人は以下記事もありますので、参考にしてみてください。

レベルに合わせて解説!統計学を独学で勉強する方法

試験種類民間試験
試験日程6月、11月
試験時間2級:90分
準1級:120分
1級:90分x2(午前、午後)
受験料2級:5000円
準1級:8000円
1級:10000円
合格率2級:41.7 %
準1級:21.0 %
1級:15.8 %
合格基準2級:70点以上
準1級:不明(一部論述式問題のため)
1級:不明(論述式問題のため)
受験資格制限なし
運営団体一般財団法人統計質保証推進協会
URLhttps://www.toukei-kentei.jp/

G検定・E資格

G検定・E資格は、機械学習の知識の定着を目的とした資格試験です。

機械学習が使えると、データサイエンティストとして実行できる施策の幅が広がります。

何に機械学習が使えて、何に機械学習が使えないのかといった境目を知るためにも、ぜひ勉強して欲しい分野です。

機械学習の初心者の方はG検定、ある程度知識があって実際に使ったこともある方はE資格を取るのが良いかと思います。

機械学習について、どう勉強すればいいのかわからないという人は以下の記事も参考にしてみてください。

何から始めたらいい?機械学習の勉強方法を徹底解説!

試験種類民間試験
試験日程G検定:3月、7月、11月
E資格:2月、8月
試験時間G検定:120分
E資格:120分
受験料G検定:一般13200円、学生5500円
E資格:一般33000円、学生22000円、会員27500円
合格率G検定:71 %
E資格:68 %
合格基準非公開
受験資格G検定:制限なし
E資格:JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に終了していること
運営団体一般社団法人 日本ディープラーニング協会
URLhttps://www.jdla.org/

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、データベースの設計や運用保守などのデータベースにまつわる知識の習得を目的とした試験です。

データサイエンティストとして、働く上でデータベースを触る機会はとても多いです。

そのため、データベースの設計思想やその運用などのバックグラウンドを知った上で、案件を推進していくということは、データサイエンティストにも求められます。

最終的なシステム構成は、データサイエンティストが行わない場合も多いかと思いますが、こちらの知識を持っていることで案件を進めやすくなるため、ぜひ知っておいて欲しい内容です。

また、SQLも試験に出てきますので、SQLを深く学ぶきっかけにもなると思います。

SQLの勉強をしたいって方は、以下の記事も参考にしてください。

全ての人に学んで欲しい!SQLの勉強方法

試験種類国家試験
試験日程4月第3日曜日
試験時間午前1(50分)、午前2(40分)、午後1(90分)、午後2(120分)
受験料5700円
合格率14.4 %
合格基準午前1,2午後1,2にて全て60点以上
受験資格制限なし
運営団体IPA 情報処理推進機構
URLhttps://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

上級者(専門職向け)

ここで対象とするのは、データサイエンティストとしての基礎がある程度身についていて、さらに専門性を高めたことを勉強していきたいという人です。

全データサイエンティストに必要な知識というわけではないので、興味がある資格をとってみてください。

このカテゴリでは、6つの資格についてご紹介します。

画像処理エンジニア検定

画像処理エンジニア検定は、機械学習の一つである画像処理についての知識の習得を目的とした資格試験です。

最近では、画像処理のニーズが上がってきております。

写真や映像から得られるデータの量はとても多く、今後も画像処理は発展していく分野であると思いますので、画像系の機械学習に興味のある方は、受けてみても良いかと思います。

まだまだ、画像処理を行えるデータサイエンティストは少ないかと思いますので、ここの知識があれば、他のデータサイエンティストとの差別化が行えるのではないでしょうか。

試験種類民間試験
試験日程7月、11月
試験時間ベーシック:60分
エキスパート:80分
受験料ベーシック:5600円
エキスパート:6700円
合格率ベーシック:68 %
エキスパート:27 %
合格基準70点以上
受験資格制限なし
運営団体公益財団法人 画像情報教育振興協会
URLhttps://www.cgarts.or.jp/kentei/about/img_engineer/index.html

AWS認定ソリューションアーキテクト

AWS認定ソリューションアーキテクトは、amazonが提供しているクラウドサービスAWSについて、その設計や提案を行う際の知識の習得を目的とした資格試験です。

AWSといえば、世界でトップシェアを誇っているクラウドサービスです。

このAWSを導入している企業も多く、AWSを設計管理することができれば、仕事の幅が広がることは間違い無いです。

データ管理のできるデータサイエンティストを目指すのであれば、勉強してもよい資格試験だと思います。

試験種類民間試験
試験日程随時(予約が取れればいつでも可能)
試験時間アソシエイト:130分
プロフェッショナル:180分
受験料アソシエイト:16500円
プロフェッショナル:33000円
合格率非公開
合格基準アソシエイト:72 %以上
プロフェッショナル:75 %以上
受験資格制限なし
運営団体Amazon
URLhttps://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

Professional Data Engineer

Professional Data Engineerは、googleが提供しているクラウドサービスGCPについて、その設計や提案を行う際の知識の習得を目的とした資格試験です。

GCPの特徴として、データ処理技術が高いというものがあります。

データ分析を行うという観点に立つと、GCPが良いという見方もできます。

そのため、データ分析をメインとするサービスでは、GCPが使われていることも多いです。

データサイエンティストとしてこのGCPの知識を身につけることで、業務理解が進むかと思います。

データ分析基盤を整えたいという人は勉強してみてもいいのでは無いでしょうか。

試験種類民間試験
試験日程随時
試験時間120分
受験料200ドル(税別)
合格率非公開
合格基準非公開
受験資格制限なし
運営団体Google
URLhttps://cloud.google.com/certification/data-engineer/?hl=ja

OSS-DB技術者認定試験

OSS-DB技術者認定試験は、オープンソースのDBについて、管理やアプリケーション設計開発の知識を身につけることを目的とした資格試験です。

最近では、オープンソースのDBの性能が上がってきております。

こうしたオープンソースのDBを使いこなせるようになりたいという人は、この資格試験を受けてみても良いかと思います。

試験種類民間試験
試験日程月曜~金曜 9:00 - 18:00
試験時間90分
受験料16500円
合格率65 %前後(非公開)
合格基準Silver:64点以上
Gold:70点以上
受験資格Silver:制限なし
Gold:Silverの取得
運営団体特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
URLhttps://oss-db.jp/outline

Tableau Desktop Certified

Tableau Desktop Certifiedは、データ可視化ツールtableauの使い方を習得することを目的とした資格試験です。

Tableauは、非常に優れたデータ可視化ツールです。

直感的に操作が可能なUXとなっており、データサイエンスが詳しく無い人がデータを扱う際にも、わかりやすく操作できるようになっております。

そのため、データサイエンティストがTableauの基盤を作り、それをもとに事業側や、企画の人たちが意思決定を行うといったことができます。

個人的に今後どんどん伸びていくツールなのでは無いかなと思っています。

少し値段は高いですが、勉強してみても良いツールだと思います。

試験種類民間試験
試験日程随時
試験時間スペシャリスト:60分
アソシエイト:120分
プロフェッショナル:180分
受験料スペシャリスト:100ドル
アソシエイト:250ドル
プロフェッショナル:600ドル
合格率非公開
合格基準スペシャリスト:70 %以上
アソシエイト:75 %以上
プロフェッショナル:詳細な採点基準表と Tableau Desktop ベストプラクティスに基づいた合否判定
受験資格制限なし
運営団体tableau
URLhttps://www.tableau.com/ja-jp/learn/certification

アクチュアリー

アクチュアリーは、数理業務のプロフェッショナルとして職であるアクチュアリーに必要な知識の習得を目的とした資格試験です。

アクチュアリーは、平均年収が1500万円とも言われており、とても年収の高い職であるといえます。

また、データサイエンティストで培った知識が存分に使える職であるため、興味がある方はぜひ受けてみても良い資格かと思います。

ただ、合格までに時間がかかる資格であるとも言われており(だいたい平均8年ぐらい)、軽い気持ちで受けられる資格ではありません。

一度仕事内容を確認して、面白いと思えば、キャリアアップの道の一つとして取ってみると良いでしょう。

試験種類民間試験
試験日程12月
試験時間180分x6
(損保数理、数学、生保1・損保1・年金1、
生保数理、年金数理、会計・経済・投資理論)
受験料研究会員:10000円/科目、正・準会員7000円/科目
そのほか年会費あり(正会員:30000円/年、準会員・研究会委員:15000円/年)
合格率15~20%
合格基準60点以上
受験資格一次試験:学校教育法による大学を卒業した者または試験委員会が大学を卒業と同等の資格試験受験に必要な基礎的学力を有すると判断した者
二次試験:日本アクチュアリー 会の準会員
運営団体公益社団法人 日本アクチュアリー会
URLhttp://www.actuaries.jp/examin/info.html

まとめ

今回は、データサイエンティストにお勧めする資格を習熟度別に12個紹介させていただきました。

データサイエンティストは、どれだけ勉強しても、勉強することがある職だと思っています。

特に数学的知識を身につけていくことは大切なので、ぜひ日々精進して行ってください。

頑張っていきましょう!


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