データ分析が重要となってきている今の世の中において、SQLは全ての職の人が学んでいて損のない言語です。
また、SQLは他のプログラミング言語と比べて、学習のコストが低いため、気軽に短い時間で基礎を身につけることができます。
私は現在データサイエンティストとして働いていますが、これほどにコスパの良い言語は無いと実感しています。
しかし、SQLを使える人は思いの外少ないのです。
理由としては、初心者はSQLを見ただけで拒絶反応を起こしたり、勉強を初めても詰まってしまったり、気軽に質問できる人が周りにいなかったりと、思ったよりも学習が進まないと言うことがあります。
そう言った方に、おすすめなのが動画学習です。
動画学習では、動画で実際にSQLを書いているのを真似しながら、自分でも手を動かして学習を進めていくことができます。
視覚と聴覚も学習に使うため、頭にもスッと入ってきます。
本記事では、動画学習の中でも、特にお勧めなUdemyを基にSQLを勉強していくステップを解説していきます。
まずは、動画学習でSQLのイメージを掴んだ後に、専門的な書籍を買って勉強していくと言う流れが個人的には良いかと思います。
udemyセール情報
udemyでは只今セールは開催されていません。
去年の開催日をみてみると、直近では、サイバーセール(2023年11月26日から2023年11月27日)、常に最新の学びをセール(2023年12月5日から2023年12月7日)、が開催されていました。
次のセールは上記の日程に近いタイミングで開催されることが予想されます。
また、udemyでは個別のセールが開催されていることもあります!
気になる方はぜひ確認してみてください!
目次
Udemyとは
Udemyとは、ビジネススキルに特化した動画学習サイトです。
Udemyで学ぶことのできるビジネススキルは、Web制作、AI開発、SQL、マーケティング、動画制作、音楽、イラスト制作など多義に渡ります。
ですので、SQL以外のスキルを身につけたいという人にもオススメのサイトとなっております。
驚くことに講座数は13万を超えています。
セールが頻繁に行われており、値段も1000~2000円のものが多く存在するため、リーズナブルに学ぶことができます。
※セール期間では無い期間は高いため、セール期間に買うことをお勧めします。
Udemyで一度学びたいことがあるのであれば、一度覗いてみても良いかと思います。
Udemyが向いてる人って?
勉強すると言っても、本や授業など様々な方法があります。
そして、人には勉強方法の向き不向きがあります。
ですので、Udemy向いていないと言う人にUdemyを進めても勉強の効率が落ちてしまうことが考えられるため、ここでUdemyに向いている人の特徴を述べようと思います。
Udemyに向いている人とは、以下の特徴を持つ人です。
- 自分で手を動かすのが難しい人
- 質問をしながら勉強をしていきたい人
- スマホで移動時間に勉強したい人
自分で手を動かすのが難しい人
本を見ながら自分で試行錯誤していきたい。
そう言った人ではなく、自分でやるにしても何からやっていいのかわからないと言う人は、Udemyで学ぶのが良いでしょう。
Udemyでは環境構築なども動画で実際の画面操作を見せながら行ってくれる講座が多いため、画面と同じように操作するだけで難しい環境構築も完了することができます。
本記事でも、必要な場合は、環境構築をきちんと講座内でやってくれている講座を選んでいます。
質問をしながら勉強をしていきたい人
Udemyの講座の中には、講師に質問が可能な講座があります。
自分でやっていて、わからないことは知っている人に聞くのが一番早く解決します。
そう言った意味でも、質問ができると言うことはとても嬉しいことですね。
全ての講座が質問可能なわけでは無いですが、質問できる講座も多いため、探して使ってみるのも良いでしょう。
スマホで移動時間に勉強したい人
Udemyにはスマホ版のアプリが存在します。
講座はアプリにダウンロードして、オフラインの環境でも講座を見ることができるため、通勤時間や移動時間に勉強したいと言う人は、スマホで勉強することができます。
いつも持ち歩くスマホに入れておけば、気が向いた時にすぐ勉強できるので良いですね。
移動時間も無駄にしたく無いと言う方にとっては、嬉しい機能です。
SQLをUdemyで学ぶ3ステップ
初心者がUdemyでSQLを学ぶにあたって、ステップを三つ紹介します。
先日もUdemyでSQLを学びたいと言った友人にこのステップを進めたところとても好評でした。
3ステップは以下の通りです。
- SQLの基本的な構文を学ぶ
- ビジネスで使われる環境でSQLを触りながら学ぶ
- SQLで取り出すデータが格納されているDBの構造を学ぶ
おすすめの流れとしては、まず1ステップ目でSQLの基本的な構文を学び、そこからSQLをもっと勉強したい、と思った方は2、3のステップにいくと言う流れが良いかと思います。
それでは、ここから具体的に3ステップの講座を紹介していきます。
はじめてのSQL ・データ分析入門 -データベースのデータをビジネスパーソンが現場で活用するためのSQL初心者向コース
この講座は、完全に初心者の方が、1ステップ目の「SQLの基本的な構文を学ぶ」ためにおすすめの講座です。
SQLを始めるならまず見てほしい講座です。
講座では、SQLの環境の中で最も一般的なMySQLについて、環境構築を行った後に、select, group by, joinなどの基本的な構文について学ぶことができます。
講師もエンジニア歴10年以上のしっかりとした方で、講座時間も7時間強と休日1日頑張れば習得できる時間で、ちょうど良い塩梅になっております。
この講座を見るだけでも基礎のイメージが定着し、独学で勉強できるようになると思うので、このステップだけでも完了することをお勧めします。
BigQuery で学ぶ非エンジニアのための SQL データ分析入門
この講座は、SQLの基礎を学んだ方が、2ステップ目の「ビジネスで使われる環境でSQLを触りながら学ぶ」ためにおすすめの講座です。
講座では、BigQueryと言うGoogleが提供しているSQLによるデータ処理に特化した環境を使って学習を行っていきます。
BigQueryはGoogleが提供していると言うこともあり、データサイエンスを行っている企業に数多く導入されています。
有名なところで言うと、SONYやサイバーエージェントなどもBigQueryを導入しているようです(2020年地点)
私自身も使っておりますし、データサイエンティスト界隈の人にも馴染み深いものですので、このBigQueryを使って勉強して、実務の感覚を掴むと良いかと思います。
BigQueryで提供している便利な関数などの紹介もしてくれており、1ステップ目より少し応用的な構文を学ぶことができます。
こう言った応用的な構文を知らないまま、周りくどいSQLを書いてしまうと言うことがよくあるので、BigQuery独特のSQL構文をまとめてくれているのはとても助かります。
基礎的な部分も解説しているため、もし、学習能力に自信のある方は、1ステップ目を飛ばして、この講座から初めても良いかと思います。
BigQueryで学ぶ非エンジニアのためのSQLデータ分析入門
はじめてのテーブル設計・データベース設計【わかりやすい解説 + 身近なテーマでレッスン】
この講座は、SQLの構文についてある程度理解した人が、3ステップ目の「SQLで取り出すデータが格納されているDBの構造を学ぶ」ためにおすすめの講座です。
講座では、SQLで取り出すデータを格納するDBについて、設計思想とその構造を学ぶことができます。
このDBに対する知識はとても重要です。
SQL初心者のうちは、特にDBを気にすることはないかと思いますが、中級者以降になってくると、DBの構造によって、データ分析のやりづらさやSQLの処理の遅さを感じるようになってきます。
そう言った問題点を感じた時に、このDBの知識を知っていると解決策を見つけ出すことができたりします。
しかしながら、DBがどのように作られているかを知らず、ただデータが格納されているものぐらいに認識しているといつまで経っても、SQLの中級者以上にはなれません。
長期的な成長を考えるのであれば、最初のうちにDBの設計思想を学んでおくと良いかと思います。
まとめ
今回は、UdemyでSQLを学ぶための3ステップを紹介しました。
個人的には、SQLなどのプログラミングを勉強する際に、完全に初心者の場合は、まずは動画で学習して、その後に本やサイトを見ながら独学で勉強していくと言うのが、良い流れだと思っています。
その最初の動画で学習するフェーズにて、本記事が役に立てば良いなと思っております。
その後の独学に関しては、以下の記事で紹介しているため、よかったら参考にしてください。
あなたが将来SQLマスターになることを期待してます!