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現役エンジニアが現場で感じる「プログラミングスキルの資格で何を取ればいいか」を解説している記事です。
プログラミングスキルに関する資格がたくさんあります。
プログラミング言語別の認定資格、AWSやGCPといったクラウドサービスの認定資格、情報処理技術者試験など様々な資格があります。
そう思う人が大半かと思います。
就活や転職をする際に、履歴書やES、アピールシートなどにプログラミング経験や資格を記述する欄があるのを一度は目にしたことがありますよね?
どんな事業においても、インターネットは必要不可欠な存在であり、プログラミングスキルを身につけている人材が重宝されることがは自明です。
これから、自身のプログラミングスキルを証明する資格を取りたいのなら、まず取り組むべき資格とそのメリットを解説していきます。
目次
プログラミングスキルの資格を取るならこれ!!現役エンジニアが解説
今では、プログラミングスキルを証明する資格が山ほどあります。
現役エンジニアである筆者が感じる「どの資格を持っていると評価に繋がりやすいか、メリットが大きか」を順をおって解説していきます。
そもそもプログラミングスキルの資格は必要か
結論として、プログラミングスキルを証明する資格を持つことは必須ではないです。
どの企業でも、実践的なプログラミングスキル、開発経験、開発後のマーケティングスキルが一番重要視されます。
しかし、資格が役に立たない訳ではないです。
その理由は、資格を取得する勉強過程がプログラミングスキルをつけさせるからです。
そのため、プログラミングスキルに自身がなく、目的も定まっていない人は挑戦してみることをオススメします。
その上で検定に合格していれば、様々な場面でアピールで最後の一押しとして十分な価値があります。
まず取るべき資格は?
情報処理技術者試験
情報処理技術者試験とは、経済産業省が情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。(そのためプログラミングとは少し違います)
ただ、ネットワークの知識やセキュリティ、システムアーキテクトといったITエンジニアにとって必須と言える基礎知識を学ぶことができる資格なので載せています。
公式HPから試験区分は以下のようになっています。
この資格は、情報システムの構築から利用するエンドユーザまでITに関する全体の資格になり、いわゆる情報学に近いものです。
システムエンジニア(SE)やデータを扱う仕事を目指す人には,とても有効な資格です。
基本情報技術者試験 → 応用情報技術者試験 → 自分のキャリアに必要そうな資格をピックアップして受験 の流れが一般的です。
気になる人がいましたら過去問を公式HPで確認してみましょう。
過去問を見て全く分からないのであれば、受験することをおすすめします。
私が試験で合格するために購入した書籍を以下に紹介します。
【基本情報技術者試験の参考書】
かなり丁寧に基礎知識がまとめられています。
技術者試験を受講しなくても一度読んでおくと役立つはずです。
【応用情報技術者試験の参考書】
イラスト解説が特徴の書籍で、見た目から楽しく学ぶことがでできます。
【ネットワークスペシャリストの参考書】
過去問に対しての解説がしっかりあり、これ一冊でネットワークスペシャリストを合格可能です。
Rails技術者認定試験
Rails技術者認定試験とは、「Ruby」をもとに開発されたWebアプリケーション開発のフレームワークであるRuby on Railsのスキルを評価する試験です。
Webアプリ開発の人材はこれからも需要が増えていきます。
その中でRailsはやはり安定して人気も高く、また初心者がはじめに学習をするプログラミングスキルとしてとてもおすすめです。
Railsのスキル習得をおすすめする理由としては、Railsのスキルがその他のスキルへの横展開へ結びつけやすい点にあります。
具体的には、Webアプリの代表的フレームワークであるPHPのLaravelなどの多言語への習得の応用に加えて、Webマーケティング、Webデザインといった分野への応用が効くので、Railsのスキルを持てば他者を圧倒できます。
Railsの資格は必須ではありません。ただRailsを学ぶ短期的な目的がなかったり、モチベーションが上がらない場合は、資格を通じてスキルを身につけるのも手です。
こんな資格があるんだと頭の片隅にでも入れておきましょう。
Railsのスキルや資格を取得するために参考となる書籍やUdemy講座を紹介しておきます。
必要と感じたら是非購入してみてください。
【参考書】
現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイドはとてもおすすめで、サンプルコードが充実していることが特徴です。
サンプルコードが豊富な参考書はためになります。
文法書を買うのではなく、サンプルコードで学んでいく書籍を選ぶことはプログラミングスキルをつけるのに重要な指針だと私は思っています。
【Udemy】
はじめてのRuby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう
Rubyから基礎的な文法を取り扱っているので初心者でも受講可能です。
RailsでWebアプリケーションを公開する手順まで学べるので作って終わりではないところがこの講座のいいところです。
サービスは公開してからでないとわからないことばかりなので、実際に経験を積むことをおすすめします。
Pythonエンジニア認定試験
Pythonの認定資格です。
Pythonは文系が身につけるべきプログラミングスキルのランキングで1位で、プログラミング言語全体でも2位の人気の高さを誇っています。
また、AI、機械学習、ビッグデータといった今後のトレンドをプログラミングする言語がPythonであることがとても強みです。
つまり、たくさんのプログラミング言語がある中でどのプログラミングスキルを保持していることが有効であるかを考えるとPythonは最適な選択であると言えます。
冒頭でも説明をしましたが
試験・検定の勉強をする過程でスキルが身につくことが最大のメリットです。
Pythonの資格を持つこと=Pythonをかけることを証明することと同じなので、データサイエンティストになりたい人やAI人材として活躍したい人は是非取得を検討してみましょう。
Pythonを勉強するにあたって、ためになる教材を以下にまとめました。
【参考書】
参考書だと「独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで」がおすすめです。
初歩的なサンプルのゲームを作りながらPythonの基礎を勉強できるので、実際にコードをみて書きながらPythonを知りましょう。
【Udemy】
現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル
動画教材なのでプログラミングの学習ととても親和性がよく、理解しやすいです。
まとめ
いかがだったでしょうか??
資格の大事な点は、勉強をする目標となることとその結果目に見える形になることですね。
ただプログラミングスキルを身につけるのではく、資格や検定を上手に使って勉強してみることをおすすめします!!
まず受けるべき資格をまとめると以下です。
・情報処理技術者試験
・Rials技術者認定試験
・Pythonエンジニア認定試験
最後までありがとうございました!!