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【本記事の信頼性】
Web制作の活動を行う筆者がWordPressの企業サイトにおいて有料テーマ「TCD」がおすすめな理由を解説します。
このような悩みを解説するための記事になります。
この記事でわかること
- WordPressの有料テーマ「TCD」って何?
- TCDを導入するメリット・デメリット
- TCDの管理画面
この記事では、有料テーマの中でもよく目にする「TCD」というWordPressテーマについてメリット・デメリットから管理画面まで解説していきます。
もしTCDのWordPressテーマを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそも有料テーマを使うメリットとは
WordPressのテーマには有料と無料があります。
無料のテーマでも十分な機能を備えるテーマも存在しますが、有料テーマを使うメリットは「時間や作業を効率化できる」です。
無料のテーマではウィジェット・メニューなどがチープになりがちです。有料テーマでは、カスタマイズせずに使えたり、SEOも強くマーケティングに割く時間も効率化できます。
もし全く予算がないというのなら無料テーマで作るしかないかもしれませんが、予算がある場合は有料のテーマを使うことをおすすめします。
金額としては、プラグインなどを含む機能の充実度で変動しますが、数千円~高くても3~4万円代といったところが相場です。
WordPressテーマ「TCD」とは
WordPressのテーマ「TCD」とは、株式会社デザインプラスが販売するテーマのブランド名になります。
コーポレートサイトを作成するテーマとしてかなり有名で実績のあるテーマですね。
TCDテーマの主な特徴は以下の3つです。
特徴
・ユーザービリティを考慮した洗練されたデザイン
・業種・目的別ごとに作られたテーマ
・独自の機能を備えた管理画面
WordPressテーマTCDの4つのメリット
TCDのメリットは以下の4つです。
TCDのメリット
- デザインが豊富にある(77種類)
- 業種・目的別でテーマが選べる
- カスタマイズが許可されている
1つずつ見ていきましょう^ ^
デザインが豊富にある(77種類)
TCDテーマの特徴は圧倒的にデザインにこだわっていることです。
業種・目的に適したテーマの種類が豊富に提供されているので、サイトのイメージにあったテーマを見つけることができます。
画像を用いて表現されるデザインが多く、洗練された美しいイメージのサイトを作りたい人に適しています。
2021年7月時点で77種類のデザインテーマが販売されています。
目的別で選べる
美容室、飲食店、クリニック、アパレル、士業といった様々な業種・目的に合わせたテーマが提供されています。
目的に合わせてテーマを選択すれば、必要な機能があらかじめ組み込まれ利用することができます。
TCDの公式HPに行くと「デモサイト」が見れるので、実際に仕上がるサイトのイメージがわきやすいと思います。
是非チェックしてみてください^ ^
その中でも一例として代表的ないくつかのテーマをご紹介します。デモサイトも一緒に紹介してます!見てみてください^ ^
【ブログ・オウンドメディア向け】
ブログ向けテーマ「Be」(公式サイト)
初心者でも簡単にブログサイトを立ち上げられるテーマです。
主に雰囲気を重視する女性向けとして制作されたテーマです。
記事を書くだけで、ひとつのサイトが出来上がるようにシンプルな設計になっています。
このテーマの大きな特徴は、用意された3タイプの記事レイアウトをボタンひとつで切り替えることができる点です。
「トップページ」「アーカイブページ」「ランキングページ」の複数のデザインを組み合わせることができます。
重要な箇所をアニメーションしながらマーキングするアンダーライン機能やチャット形式のデザインをワンタッチで表示できる吹き出し機能といった豊富な機能が備わっています。
女性個人ブロガーをイメージしたデモサイトが公開されています👇
【飲食店向け】
店舗サイト向けテーマ「Tree」(公式サイト)
カフェやレストランに向けた飲食店向けのスタイリッシュなテーマです。
お洒落なカフェやバーをイメージして開発したそうで、ドロワーメニューやグローバルメニューが特徴的で、それぞれスタイリッシュなデザインとモーションが適用されています。
お店のメッセージを効果的に伝えるトップページのデザインや、メニューのレイアウトをボタンひとつで切り替え可能な部分も飲食店の訴求力やイメージをアップできます。
また、Uber Eatsなどのデリバリーへの導線を備え、イベント・採用ページといった必要に応じたページが高いクオリティで作成できます。
サイドバーやその他メニューなど不要なコンテンツを取っ払った「ランディングページ(LP)」も作成できますので、飲食店ビジネス以外の展開も可能となっています。LPを用いて商品の詰め合わせセットを通販として販売してもいいですし、そこで顧客リストを集めることも可能です。
【士業向け】
士業向けテーマ「LAW」(公式サイト)
弁護士や税理士、司法書士などの「士業」サイト用のデザインテーマです。
今や弁護士や税理士等の「士業」も、ネットからの集客を意識することが不可欠な時代となりました。
旧態依然としたサイトが多い業界で、一歩も二歩も抜きん出たネット戦略を可能にする信頼感のあるテーマです。
スタッフの一覧を写真付きで紹介できる機能が特徴で、所属する方々のプロフィールを掲載することができる等、企業サイトなどにも幅広く利用ができるテーマです。
ファーストビューのインパクトやブログコンテンツによるブランディング・集客はもちろん、サイト訪問者の動線も意識したデザインなので、ネットからのお問合せ・売上につながりやすくなっています。
【サロン向け】
サロン系向けテーマ「SKIN」(公式サイト)
SKINは、エステサロン、美容室、整体院などのスタッフの技術と体験を提供する店舗集客型に最適なテーマとなっております。
トップページでは、画像や動画を組み合わせてスライダーを演出することで、アクセスしたお客さんに印象を与えることができるようになっています。
カスタム投稿では「お知らせ」以外にも「コース」や「キャンペーン」「スタッフ」などの独立したページが用意されていて、枠に当てはめていくだけですぐに立ち上げることができます。
他店舗との差別化を図るための施策が各箇所に施されたテーマとなっております。
【コーポレートサイト向け】
コーポレートサイト向けテーマ「NANO」(公式サイト)
大企業向けのコーポレートサイト向けのテーマのNANOは、これまでの下層ページの概念を変えたテンプレートテーマです。
「会社案内」や「事業紹介」などのページは、一覧ページと詳細ページと2重構成になっていて、事業部ごとにサイトを分ける場合や事業部間で連携させたい人におすすめです。
また、コーポ―レ―トサイトに必須な「お知らせ」記事も数種類のインフォ―メーションに対応できるようにカテゴリー分けできます。
事業部が複数ある企業でコンテンツ量が豊富で整理されたい方向けです。
デモサイトは、「創薬、製薬、バイオ等のバイオベンチャー系企業」のイメージで作成されています。
【クリニック向け】
クリニックや医院向けテーマ「CURE」(公式サイト)
清潔感があり、安心感もあるクリニック・医療機関用のテーマです。
「診療内容」などのカテゴリーは非常に見やすく設計され、レイアウトの枠に当てはめていくだけで簡単に制作ができます。
コンテンツ量の多いサイトでも美しく整頓でき、最初に目に入るトップページヘッダー内から下層ページへとつなげる導線設計が優れています。
各ページ内でもユーザーが迷子にならないように、コンテンツへのアクセスを促せるポイントを随所に表示可能です。
設定は一箇所のみで複数の箇所に反映できる仕様は、効率の良い設定ができるCUREの強みでもあります。
整理されたデザインと優れた導線設計で安心感を与えるサイト(医療機関やコーポレートサイト)を素早く構築したい方にオススメです。
カスタマイズが許可されている
TCDテーマはテーマごとに搭載されている機能が異なります。
テーマごとに設定できる部分や編集できる範囲が決められていますが、TCDの管理画面からだけでは編集できない箇所は、自由にカスタマイズすることができます。
多くの有料デザインテーマはカスタマイズを許可していないですが、TCDテーマでは編集が許可されています。
Web制作のエンジニアにカスタマイズを依頼するといいと思います^ ^
カスタマイズ方法については、デザインプラス社が運営する情報サイト「TCD LABO」で修正方法などが提供されています。
カスタマイズ編集は自己責任です。注意してバックアップをとりながらカスタマイズしてくださいね。
TCDテーマのデメリット
TCDテーマのデメリットは以下の3つです。
TCDのデメリット
・管理画面からの編集できる部分が限定されている
・価格が高いテーマもある
・記事の文字装飾などの機能が少ない
管理画面で編集できる部分が限定されている
テンプレートテーマですので、当然考慮するべきデメリットになります。
テーマでカスタマイズしたい部分が管理画面から編集ができない場合、直接テーマをカスタマイズする必要があります。
カスタマイズをするには「HTML・CSS」といった簡単なプログラミング知識が必要となります。
加えて、カスタマイズはサポートの対象外となるのでカスタマイズする場合はバックアップを取り、自己責任にないますので気をつけましょう。
ただTCDテーマは管理画面から編集できる部分のみで十分な洗練された美しいサイトを作成することが可能です。
価格が高いテーマもある
TCDは2021年7月現在で77種のテーマがあります。
今後も新しいデザインのテーマが追加されていきますが、新しいものほど価格が高い傾向があります。
TCD以外の一般的なブロガー向けのテーマでは、1万円~2万円未満のテーマが多いですが、TCDでは39,800円や49,800円のテーマもあります。
当然ですが金額が高い分、他のテーマにはない豊富な機能が提供されています。
高機能なテーマが必要でないのであれば、一般的な有料テーマの価格くらいで選びましょう。
記事装飾の機能が少ない
記事を書いていくと、文章を読みやすくするために様々な装飾をすることになると思います。
テーマによっては、見出し、ボタン、吹き出しなどの枠、段落などをクリック1つで追加できる機能がありますが、TCDにはほとんど搭載されていません。
TCDの場合は、別途CSSを追加するか、「TinyMCE Advanced」などのプラグインを追加して対応する必要があります。
TCDテーマの管理画面
TCDテーマは管理画面から「写真の追加」「記事の執筆」「レイアウト変更」など作業を行っていきます。
テーごとに管理画面の見た目は少し違いますが、下記画像は参考になると思います。
テーマオプションでページやロゴの詳細設定をします。
まとめ
今回はWordPressで企業サイトを作りたい人がまず検討するべきテーマである「TCD」のメリット・デメリットを解説してきました。
なんといってもTCDテーマの最大のメリットは、WordPress初心者でもデザインが整ったサイトをすぐに制作できることです。
私はaffingerなどいくつかのテーマを使っていますが、TCDはデザインが洗練され美しいです^ ^
ぜひデモページを見ながら自分にあったテーマを検討してみてくださいね。
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