本記事は5分で読み終わることができます。
勉強の目的におすすめのプログラミングの資格について解説しています。
プログラミングの資格は数多くあり、どの資格を取得したり・勉強したらいいか分かりにくいと思います。
本記事では、プログラミング言語の人気ランキング上位5つを対象としている資格をピックアップして解説していきます。
人気言語の資格はニーズが高く、企業に求められる人材としてアピールできる資格ということです。
資格を目的に置いて勉強の期限を設定し、プログラミングの勉強のモチベーションを保つ方法はとてもオススメです。
詳細やできること、求めている企業、勉強方法とともに解説していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
目次
プログラミングの資格のメリット
プログラミングの資格を勉強の目的に置くメリットには大切な点が2つあります。
1つ目は「目に見える形でスキルを表せる」です。先ほどの就活や転職でESや履歴書でアピールすることが一例です。
そもそも資格というのは免許や国家資格などでない限り、業務をする際に必須な資格はありません。運転免許は取得していないと自動車が運転できませんが、プログラミンの資格は持っていなくてもしステムを構築することができます。
しかしながら、やはり資格には一定の基準を満たすスキルを保持していることを証明する有効な方法です。アピールをする必要があるのなら取得を目指すといいと思います。
2つ目のメリットは、「勉強するモチベーションを保てる」です。こちらが重要なメリットです。
プログラミングに限らず目標を持たない勉強は長続きしません。資格の取得を目標にして期限を設けて、プログラミングの知識やスキルを身に着ける環境を整えることが大切ですね。
プログラミングの資格5選
PHP技術者認定試験
公式サイトはこちら
詳細
PHP技術者認定試験には難易度が「初級」「上級」「ウィザード」が提供されています。
試験名 | 試験の種類 | 合格ラインの正答率 | 合格率 | 試験時間 | 問題数 |
---|---|---|---|---|---|
初級試験 | 初級 | 70%以上 | 約70% | 1時間 | 40問 |
上級試験 | 上級 | 70%以上 | 約10% | 2時間 | 60問 |
ウィザードは非常にPHPに精通している人が取得するレベルですので、まずjはプログラマー1、2年目レベルの「初級」の取得を目指してみましょう!
PHP技術者認定初級試験を獲得すると、WebサイトやWebアプリを開発するために必須となる基礎的なWebのサーバー側の知識を身につけていることをアピールすることができます!
できること
「PHP」と言えば、Wordpressに代表されるようにWebシステムの構築のためのプログラミング言語です。
全世界のWebサイトの8割はPHPのサーバで動いているほどのシェア率です。身につけておくとよいプログラミング言語の王道と言えます。
PHPはスクリプト言語といって、初心者でも理解がしやすい言語なので初心者にはオススメのプログラミング言語ですね。
求めている企業
Webを使ってサービスを提供している会社のニーズにマッチします。
Webサービスの会社でなくても、今では自社のWebサイトを持っている企業の方が少ないほどなので、PHPなどのWebに関連する資格を持っている事はとても有効です。
勉強方法
一番手取り早いのは、参考書を使った独学ですが、右も左も分からない人は、オンラインの動画学習がおすすめです。
下の本はPHP技術者認定の初級を合格するための参考書です。資格を合格することが目的の人は1冊でPHPの内容を網羅的に学習できるので、是非買うことをおすすめします。
PHPの認定資格を目的とせず、PHPを使えるようになりたい人はUdemyの講座を受けてみましょう。PHPの初歩をセール中なら1500円で学ぶことができます。
簡単なWebアプリケーションの実装までを丁寧に解説しているので、安心して初心者の人も受講することができますよ。
Java SE 8 認定資格
公式サイトはこちら
詳細
オラクルが行っている認定資格です。
Javaによるオブジェクト指向プログラミングの技法とJavaアプリケーションの作成スキルを証明する資格です。
資格の難易度には「Bronze」「Silver」「Gold」があります。
「Bronze」:初心者で基礎を知っている人はが取得できる
「Silver」:入門書を終えて開発をしたことがあれば取れるレベル
「Gold」:データベースなど開発に関わる周辺知識や設計など、Javaのシステム開発全般について担当者レベルで理解していれば取得できるレベル
試験の種類 | 合格ラインの正答率 | 問題数 | 試験時間 |
---|---|---|---|
Bronze | 60% | 60問 | 65分 |
Silver | 65% | 77問 | 150分 |
Gold | 65% | 85問 | 150分 |
「Java SE 8」は、冗長的なコードの削減、コレクションやアノテーションの改善、並列処理プログラミング・モデルの簡素化、最新のマルチコア・プロセッサの効率的な活用により、企業システムやクラウド・サービス、スマート・デバイスなどで活用されるアプリケーション開発を加速させます。この資格を取得することで、業界標準に準拠した高度なスキルを証明します。(出典:A blog about Oracle Japan News Portal)
できること
大規模なシステム開発からWebやアプリの開発までオールマイティに使えるプログラミング言語です。
プログラミングを勉強したいけど、したいことが明確でない人にはオールマイティになんでもできて需要の高い 「Java」はとてもおすすめです。
求めている企業
公的な機関からのシステム開発の受託案件などはJavaが幅広く使われてるプログラミング言語です。
Androidアプリ開発もJavaを元にしたKotlinが利用されていることもあり、Javaの求人数は日本、世界的にも圧倒的な多さを誇ります。
IT企業、メーカー、アプリサービス企業などにJavaの資格はとても有効です。企業システムやクラウドサービスなど大きな案件を持っている企業で働きたい人はぜひ取得してみましょう。
勉強方法
経験上、Bronzeを取得するためには下の参考書を1冊身につけまるのが早いです。
Javaの基本的な文法からオブジェクト指向を理解し、本を手本にしながらサンプルで開発をすることが資格を取得することの一番の近道なので参考書を読みながら手を動かしてみてくださいね。
Ruby技術者認定試験
公式サイトはこちら
詳細
難易度は「Silver」「Gold」が設定されています。
「Silver」:普段からRubyを書いている人なら取れるレベル
「Gold」:開発ではあまり触れないような内容も出題されてくるので勉強・対策が必要となってくるレベル
初心者や、他の言語は知っているけどRubyは初めてという方は「Silver」から取得してみましょう。Silverを取ることでRubyの背景、Rubyの文法、ライブラリの知識を基礎的に網羅して習得していることになります。
すでにRubyで開発をしたことがある人は「Gold」で問題ないと思います。
できること
Rubyは主にWebアプリケーションの開発に使われる言語です。
特にWebアプリの開発では「Ruby on Rails」というフレームワークが幅広く使われていますね。
Rubyによる高水準のシステム開発能力を有することを認定されます。対象者は、Rubyベースのシステムの設計と開発、運用を行うエンジニアや、Rubyでシステム提案を手がけるコンサルタント、Rubyを生徒に教える講師などです。Rubyを勉強中の学生も受験することができます。
求めている企業
Rubyはベンチャー企業で多く採用されている言語なので、将来ベンチャーで実力を磨きたい人や仕事をしてみたい人におすすめの資格となります。
日々利用している「Twitter」や「食べログ」のようなWebアプリを開発している会社を狙っている人はぜひ資格を検討してみましょう。
勉強方法
人気のあるRubyの資格を合格するための参考書は以下になります。
基礎的な知識を身につけるのに大人気の参考書です。
初心者にもわかるように丁寧に解説されていてRubyの体系的な知識を身に着けることができます。
試験対策をしつつ、実際にRubyを使って開発をすることが大切です。
Python 3 エンジニア認定基礎試験(ベータ試験)
公式サイトはこちら
詳細
「Python」の普及を目指して熟練度をチェックすることがこの資格の目的として掲げられています。
「基礎試験」「データ解析試験」の2種類があり、「Python」を触ったことがある人なら合格するレベルと言われています。
試験が簡単なうちに取得しておくのも大事な視点だと思います
できること
人工知能やAI開発における主流なプログラミング言語です。
最近よく耳にするビッグデータの解析や統計処理などに優れている言語なので今後もさらに必要となってくる場面が増えている人気上昇中の言語です。
さらに初心者にとってわかりやすい言語です。私は初心者に「Python」をよくおすすめしています。
求めている企業
どの業界のビジネスにおいても、データ分s系は必要不可欠な仕事となっています。
顧客データやサイトのログなどを処理・解析して将来の事業の指針を導きだします。
Pythonの人材は、ほぼ全ての企業が必要としていると言っても過言ではありません。
勉強方法
Pythonの独学で人気の参考書は以下です。
サンプルコードがたくさん乗っているので初心者でも迷うことなく学習できることができる良書ですよ。
参考書での独学が苦手な人は、「Python」に特化したプログラミングスクールがあります。今なら無料で相談できるので無料カウンセリングをまずは受けてみることから始めてみましょう。
未経験でもWEB業界に挑戦したい!【.pro】C言語プログラミング能力認定試験
公式サイトはこちら
詳細
難易度として「1級」「2級」「3級」が設定されています。
「3級」「2級」は基礎的な問題が出題され、実務経験などを必要としない資格となります。
これまで20万人以上が受験している実績のある資格で、IT業界ではこの資格を高く評価しており、1級や2級を取得しておくと就職が有利になります。
できること
C言語は、組み込み系やソフトウェア開発、ゲーム開発でよく使われるプログラミング言語です。
組込み系というのは、例えば洗濯機などに組み込まれている部分的なシステムのことを言います。
洗濯機もタイマーや表示パネル、水量を調節するシステムといった様々な部分部分が集まって出来上がっています。
「C言語」は「Java」と似ていてオールマイティなプログラミング言語です。
初心者としては学習難易度が高いと思われるので、PythonやPHPなどで慣れてから「C言語」を選ぶことをオススメします。
求めている企業
大手メーカー(具体的にはSonyやPanasonicなど)へは「C言語」を書けることは非常に有効なアピールです。
その他のIoTデバイスや組込み系のソフトウェアなどを開発している会社にとっても求める資格です。
勉強方法
C言語を独学で初心者が学びきるのはとても難しいです。
少なくとも参考書と動画教材は購入して勉強してください。どちらも2000円前後で買えるのでコストはそれ程かからないです。
おすすめは以下の教材です。
一週間で身につくC/C++言語
IoTなどの普及によりC言語やC ++言語が再度脚光を浴びています。UnrealEngine等のゲーム開発やビジネスの場面で役立つC ++、C言語をこのコースでマスターしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか??
人気言語は、企業で採用されている事にもなるため
人気言語の資格を目標に勉強を初めてみると良いと思います!