今回はこういう疑問に対して答えていこうと思います。
国際化が広まってきている社会において、英語はもはや必須のスキルとなってきました。
ITの世界でも、英語が必要という流れは変わりません。
例えば、楽天などが社内公用語を英語にしているなどは有名な話です。
エンジニアはコードが書ければ、コードで会話ができるから、英語なんて必要ない、という人もいるみたいですが、私はそうは思いません。
英語が読めて話せるエンジニアは、読めないエンジニアに比べて、色々な恩恵を受けています。
とはいえ、英語力があった方がいいな、と思っていても時間がなかったり、もっと他に勉強したいことがあったりで、英語の勉強に取り組めていないという方も多いかと思います。
しかし、何度も言いますが、英語力は重要です。
そこで本記事では、エンジニアの方々に英語の重要性を理解していただき、勉強を行う一歩を踏み出していただくために、以下のような内容を解説します。
本記事のポイント
- エンジニアが英語を勉強するとどんなメリットがあるのかを実体験を交えて解説します。
- 他の勉強でも忙しいエンジニアが、どうやれば効率的に英語を勉強できるのかを解説します。
- 英語勉強を効率的に行うための、オンライン英会話スクールについて、おすすめを解説します。
それでは、解説に入っていきます。
目次
エンジニアが英語を勉強するメリット
情報収集が早い
プログラミング系の情報は基本的に海外の方が情報が豊富です。
ライブラリなどのドキュメントは、英語で書いてあることがほとんどですし、最新の研究なんかも英語で書かれていることが多いです。
そのため、英語を読むことができると、日本語しか読めない人に比べて一年も二年も早く情報収集を行うことができます。
わからないことを質問する際も、英語がかけると便利です。
英語を公用語・準公用語としている人は21億人ほどいると言われています。
それに対して、日本人の人口は1.3億人です。
質問して回答してくれる人の数に16倍ほどの差があります。
どちらに質問したほうがより正確な回答が返ってくるかは明らかですよね。
また過去の質疑応答の数もそれだけ多いということになるので、英語で調べ物ができたほうが良いですよね。
今後外国人と仕事をする機会が増えてくる
グローバル化と言われる世の中でこれから外国人と仕事をする機会がどんどん増えてきます。
最近は在宅ワークが広まってきた影響で、仕事相手は距離的に近くなくても支障が少ないということがわかってきました。
特にエンジニアという職種は、在宅ワークとの相性がいいので、エンジニア界隈でこの流れは加速していくでしょう。
実際に、大企業でもベトナムのエンジニアを雇って仕事をするというやり方をしている会社もちらほらみられます。
日本人でも、日本にいながら外資系の会社に勤めるということも聞きます。
グローバルに働くという世界観が始まりつつあるのです。
この考えがもっと広まってきたときに、英語が理解できて話せる人と、理解できず話せない人では、仕事の機会に大きな差が出てきます。
翻訳アプリなんかも出ていますが、こう言ったツールを使う必要がある人とない人では、仕事の効率が変わってきます。
英語ができないが故に残業しないといけない、なんてことになったら嫌ですよね。
今から、外国人と働く未来に備えるということはとても大事です。
キャリアアップで高い年収を狙える
英語が話せると年収が爆発的に上がることが多いです。
理由は簡単で、外資系の企業の方が給料が高いからです。
年収は仕事をする場所によって決まるという考え方があります。
シリコンバレーで働く人の年収は、およそ1400万円と言われています。
日本の平均年収が400万円ほどであることを考えると、約3倍強年収が違うといえます。
もちろん有名企業が集まっているからということもありますが、それでも年収に3倍の差があるというのは、企業の差だけでは説明できる話ではありません。
海外の年収は高いのです。
もし、高い年収を狙いたいということで有れば、英語を学ぶことも必須になってくるでしょう。
英語を学ぶのは短い時間でできることではありません。
今のうちから、ゆっくりと勉強していく必要があります。
エンジニアの英語勉強方法
エンジニアは技術の習得の時間なども必要です。
それゆえに短い時間で英語を勉強したいという方が多いかと思います。
私や私の周りの人の実体験からおすすめの勉強方法を紹介します。
ズバリ30分勉強法です。
30分勉強法のやり方は以下になります。
30分勉強法とは
毎日30分だけ勉強する。
勉強内容は、以下のどちらかの内容を行う。
- 興味のある英語論文を読む。
- オンライン英会話スクールで外国人講師と英語を話す。
基本的にこれら二つを毎日30分行うだけです。
おすすめは朝です。
たった30分毎朝早く起きて、毎日勉強するだけで、半年後には見違えるほどに英語力が上昇しています。
私は学生の頃、この勉強法を行なって3ヶ月でTOEICの点数が600から885点まで上昇しました。
英語も日常会話レベルで有れば、何を言っているか聞き取れるようになります。
もちろん、もっと英語力を向上させたいとなれば、継続は必要です。
また、英語が初心者すぎて何もわからないという人は、英単語帳を見るか、英語の勉強計画を立ててくれるスクールに通いましょう。
英語勉強計画を立ててくれるスクールもあとで紹介するので、安心してください。
それでは具体的に解説していこうと思います。
興味のある英語論文を読む
技術と英語を両方学ぶために、興味のある分野の英語論文を読むことがおすすめです。
30分で世の中の新しいことを学べて、そしてさらに英語勉強になるのですから一石二鳥です。
「google scholar」というサイトを使えば、フリーの論文は読みたい放題なので、無料でできる勉強法の一つです。
しかし、英語論文を普段読んでいない人は、英語論文を読むことに抵抗感があるのではないでしょうか?
なんだか難しそう、と思う人も多いかと思います。
そこで、おすすめの勉強方法が、日本語訳を横に置いて論文を読んでいくということです。
これによって苦しむことが少なく論文が読むことができて、しかもちょっとずつ英語が身についていきます。
具体的なステップは以下の通りです。
30分勉強法とは
- 英語論文を翻訳サイトで翻訳して、日本語訳を作成する。
- 英語論文をまずは、英語の状態で読んで、なんとなくの意味を推測する。
- 日本語訳を読んで、答え合わせをする。
まずは、日本語訳を作成しましょう。
おすすめのサイトは、「shaper」というサイトです。
これは日本人が作った英語翻訳サイトで、翻訳の際に問題となるpdf形式における改行を取り払った上で、翻訳してくれるサイトになります。
ここに論文をコピペして、翻訳すればあっという間に日本語訳が出来上がるのでとても便利です。
次に、論文を英語で読んでみましょう。
10行ぐらい読んでみて、一旦ストップしてください。
そして、なんとなくでいいのでこういう意味なんじゃないかな、ということを考えてみてください。
最初は分からなくても構いません。
とにかく、自分のわかる範囲内で想像を膨らませて内容をイメージすることが大事です。
このステップは時間をかけすぎると、嫌になってくるので長くても1分ぐらい悩んだら次のステップに行ってください。
全く分からないという人は英単語の意味を調べてもいいです。
ただし、全部の英単語を調べるということはやめましょう。
多くても4,5単語調べるに留めるのがいいと思います。
英語で読んでみてなんとなく言ってることが想像することができたら、日本語訳で答え合わせをしましょう。
あってる場合も、全く違う話だった場合も両方あります。
間違っていても、特に気にすることはありません。
そしたら、またステップ2に戻って英語で10行ぐらい読んでみて、ステップ3で答え合わせというサイクルを繰り返しましょう。
この方法のいいところは、英語を英語のまま把握する力がつくというところです。
普通の英語の勉強は英語を日本語に直して理解しようとしますが、本来英語は英語のまま理解すべきです。
この方法では、間違ってもいいので英語のまま理解して、そのあと答え合わせをするという流れになっています。
これにより、英語を英語のまま理解する癖がついていき、なおかつ理解する精度も徐々に上がっていきます。
是非試してみてください。
オンライン英会話スクールで外国の講師と話す
英語を勉強するためには、英語を話すという経験もとても重要になります。
手軽に英語を話す経験として、良いのがオンライン英会話スクールです。
さっきの論文を読むのが面倒、ハードル高いよ、って人はオンライン英会話スクールで英語を話すだけでも力がつきます。
最近は、英語の学習計画を立ててくれるオンライン英会話スクールもあるので、誰かの目がないと長続きしないという人はそういったオンライン英会話スクールに通ってみるのも良いかと思います。
オンライン英会話スクールのいいところは、基本的な単語を自然と覚えていけるということです。
何かを言いたい時に、考えながら話すのではなく、言いたいことが頭の中に浮かび上がってくるようになります。
先程の論文の勉強法でも伝えましたが、英語を勉強するときは、日本語を経由せず、英語を英語のまま理解する思考回路を作ることが大事です。
瞬発的に言葉を発する必要のある英会話では、この英語を英語のまま理解する思考回路を作ることができます。
この思考回路ができてしまえば、英語を読むのも書くのも聞くもの話すのも全てが得意になっていきます。
ただし、一点注意すると、オンライン英会話スクールにも様々な種類があるので、自分にあった形態のスクールを選びましょう。
人によって、スクールに求めることは全然違うと思います。
しかし、どう選べばいいか分からない、という人も多くいるかと思います。
そう言った方のために、それぞれのスクールの特徴については、次の章で詳しく解説していこうと思います。
おすすめのオンライン英会話スクール
ここからは、それぞれの人の目的に合わせたオンライン英会話スクールを紹介していきます。
まず、結論から伝えましょう。
目的別のおすすめ英会話スクールは以下の通りです。
目的別オンライン英会話スクール
- 継続力に自信のない人:AQUES、スピークバディーパーソナルコーチング
- とにかく数をこなしたい人:native camp
- ビジネスに特化した英語を学びたい人:ビズメイツ
- 安い値段で初めてみたい人:イングリッシュベル英会話
自分に合った目的のスクールを選びましょう。
もし、それでも選べないという方には、学習計画から、実行まで、科学的根拠に基づいて行なってくれるAQUESがおすすめです。
それでは、それぞれのオンライン英会話スクールについて、詳しく解説していきます。
AQUES
AQUESは、徹底的な科学的分析に基づいて英語が学習できる、オンライン英会話スクールです。
その科学的根拠に基づく姿勢については、あのメンタリストのDaigoさんも認めているほどで、実際にDaigoさんもこのAQUESで英語を勉強されていたそうです。
大きな特徴としては以下の二つです。
AQUESの特徴
- 留学した人の英語上達プロセスに即したプログラム
- 忘却曲線を考慮した勉強管理
まず、AQUESでは、日本人で海外留学者に対して、どう言った人が英語の上達が早かったのかを分析した上でプログラムが作られています。
そのため、英語が理解できるまでの最短ルートで勉強を行うことができます。
具体的な例を挙げると、単語単位ではなく、文単位で日本語から英語に変換する思考回路を作ることが、上達に直結するというような分析があり、この思考回路が作れるようなプログラム構成にしています。
忘却曲線を考慮した勉強管理もAQUESの特徴の一つです。
AQUESでは、勉強管理が徹底的に行われます。
具体的には、勉強の日程をAQUES側から指定されて、この日に講座を入れましょうという相談の電話がかかってくるほどです。
ほとんどのオンライン英会話スクールは、自分で予約を入れて講座を入れるスタイルなので、気づいたら2週間もサボっていたなんてことがあります。
しかしAQUESでは、勉強管理を徹底してくれるため、こういった気づいたらサボっていたなんてことを防ぐことができます。
AQUES側の絶対に英語を習得させようというやる気を感じますね。
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | 398,000円~(月あたり換算33,000円~) |
期間の目安 | 12ヶ月 |
講師の国籍 | 日本人、外国人 |
特徴 | ・留学した人の英語上達プロセスに即したプログラム ・忘却曲線を考慮した勉強管理 |
1980円で7回も体験できるので、そちらを受けてみてから受講するか決めても良さそうですね。
スピークバディパーソナルコーチング
スピークバディパーソナルコーチングは、個々人に合わせたコーチングとともに英語が学べるオンライン英会話スクールです。
特徴としては以下の通りです。
スピークバディパーソナルコーチングの特徴
- 3ヶ月間毎日1時間勉強することで、英語力が向上できるプランを、コーチが設定、管理してくれる。
- AI搭載アプリを使った発音練習ができる。
- 発音のフィードバックをコーチから毎日受けられる。
スピークバディは、話すということに特化していて、アプリやコーチが発音の指導を徹底的に行います。
英会話は、実際に自分で話してみることで上達するので、話すことに特化するということは嬉しいですね。
コーチから毎日フィードバックを受けられるというのも、上達を早めてくれますね。
項目 | 詳細 |
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料金 | 184,800円~(月あたり換算61,600円~) |
期間の目安 | 3ヶ月 |
講師の国籍 | 日本人 |
特徴 | ・3ヶ月間毎日1時間勉強することで、英語力が向上できるプランを、コーチが設定、管理してくれる。 ・AI搭載アプリを使った発音練習ができる。 ・発音のフィードバックをコーチから毎日受けられる。 |
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Campは、レッスン回数無制限のオンライン英会話スクールです。
とにかく手軽に、多くの人と英会話を楽しみたいという人におすすめのスクールになっています。
特徴としては以下の通りです。
Native Campの特徴
- 世界中の英語圏の講師が揃っているため、様々なイントネーションの違いなども学べる。
- 24時間365日英会話がいつでも気軽に楽しめる。
- レッスン回数に制限がないため、何度でもレッスンを受講できる。
Native Campの最大の特徴は、レッスン回数に制限がないというところです。
いつでも、何回でも、レッスンが受けられるスクールは、珍しいです。
これは、世界中のあらゆる国の講師を集めているため、できることですね。
とにかく数をこなしていきたいという人にはおすすめなオンライン英会話スクールになっています。
項目 | 詳細 |
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料金 | 6,980円/月~ |
期間の目安 | 月額更新制 |
講師の国籍 | アメリカ、カナダ、イギリスなど合計120カ国 |
特徴 | ・世界中の英語圏の講師が揃っているため、様々なイントネーションの違いなども学べる。 ・24時間365日英会話がいつでも気軽に楽しめる。 ・レッスン回数に制限がないため、何度でもレッスンを受講できる。 |
Bizmates(ビズメイツ)
Bizmatesは、ビジネスに特化したオンライン英会話スクールです。
ビジネスジャンルも選べるため、ビジネスの専門性に特化した英語を学んでいきたいという方はおすすめです。
Bizmatesの特徴は以下のようになっています。
Bizmatesの特徴
- ビジネスに特化した英語を学ぶことができる。
- 講師は一流のビジネス経験のある講師を雇っており、現場を知っている講師から学ぶことができる。
- 受講生の英語レベルに沿って、25段階レベルのプログラムが提供されている。
Bizmatesは、ビジネスで実践できる英語を身につけるという部分に特化しています。
Bizmatesで学べるのは、英語力だけにとどまりません。
海外で話すためのコミュニケーションスキルであったり、異文化を理解するスキルであったりと、実践で必要となってくるスキルも学ぶことができます。
まさに、ビジネスで実践するためのオンライン英会話スクールですね。
項目 | 詳細 |
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料金 | 13,200円/月~ |
期間の目安 | 月額更新制 |
講師の国籍 | 主にフィリピン |
特徴 | ・ビジネスに特化した英語を学ぶことができる。 ・講師は一流のビジネス経験のある講師を雇っており、現場を知っている講師から学ぶことができる。 ・受講生の英語レベルに沿って、25段階レベルのプログラムが提供されている。 |
無料体験レッスンもあるので、気になる方は、一度体験すると良いと思います。
イングリッシュベル英会話
イングリッシュベル英会話は、イギリス生まれの英会話メソッドを使用したオンライン英会話スクールです。
月額の回数を選んで、講座を受けることが可能なので、月に数回しか受けないという方は、こちらのスクールが安いです。
イングリッシュベル英会話は、以下のような特徴があります。
イングリッシュベル英会話の特徴
- イギリス生まれの英会話メソッドを使用している。
- 20クラスからレベルに合わせたクラスが選べる。
- 少ない回数で受ける場合は、値段が安い。
少ない回数でコスパよく勉強したいという方にはおすすめのオンライン英会話スクールかと思います。
項目 | 詳細 |
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料金 | 3,510円/月~ |
期間の目安 | 月5回~ |
講師の国籍 | 主にフィリピン |
特徴 | ・イギリス生まれの英会話メソッドを使用している。 ・20クラスからレベルに合わせたクラスが選べる。 ・少ない回数で受ける場合は、値段が安い。 |
まとめ
お気に入りのオンライン英会話スクールは見つかりましたでしょうか。
オンライン英会話スクールを探す際には、人によって、状況はさまざまなので、自分に合ったスクールを探すことが大切です。
ぜひ、公式サイトを見て色んなスクールをじっくりと比較して、検討してみてください。